シンガポールで産業排水再生処理施設が運用開始

2014年3月10日 カテゴリ: シンガポール, ニュース,

DeepTunnel

PUB, Japanese firm open new water recycling and treatment plant in Jurong Photo:PUB  国の水道事業機関であるシンガポール公益事業庁(PUB)と明電舎の子会社明電シンガポール社は、すべての地域内排水の再生利用を目的として1億3百万シンガポールドル(約84億円)を投じ産業排水のリサイクルプラントを建設、このたび稼動開始した。  プラントはパイオニア・ロード(シンガポール西部)沿いに立地し、一日あたり4,500立方メートルの処理能力を有する。処理された水は、水冷装置などに用いられる産業用水としてジュロン島(海峡を隔てて立地の南側にある工業地帯の島)で利用される。  シンガポール公益事業庁は現在、海上投棄する産業排水を国際基準に適合させるため、一日あたり86,000立方メートルの産業排水を処理している。  このプラントは、UASB法(上向流嫌気性汚泥ろ床法:大量のメタン細菌を活用した高速かつ低温での水処理技術)とMBR法(膜分離活性汚泥法:ろ過膜を利用し汚水から活性汚泥を分離する技術)を活用し有機物を除去するもので、シンガポールでは初の試みである。  ハリー・サー技術長官は、「これまでは、排水中の汚染物質を多少除去したのちにすべて海に排出するという、旧来の産業排水処置を行っておりました。排水は相当の量にのぼりますが、USABとMBRの活用で、すべての排水を再利用できることをわれわれは期待しています。」と述べた。  明電舎の担当者は、実証プラントは従来の方法に比べて省エネかつ処理も高速であると話した。  非住宅部門の水消費量は、シンガポールの一日あたり総水消費量4億ガロン(東京ドーム1.2個分)のうち55%を占め、この割合は今後50年間で70%まで増加すると見込まれている。  本事業は、シンガポール西部に整備される大型トンネル下水システムの第二期事業で建設される、トゥアス水再生プラントの先行試験として位置づけられている。 ソース:TODAY

インドネシアへ、ベトナムへ― マニラ・ウォーター社の積極的進出

2014年2月17日 カテゴリ: ニュース,

Manila Water eyes other options to enter Indonesia 要旨:フィリピンの大手企業アラヤ社の傘下にあるマニラ・ウォーター社は、1997年に事業開始し、マニラを中心にビジネスを展開してきた水道会社である。最近は東南アジア諸国へのビジネス展開を目指している。  先日のインドネシアの水事業の入札では落札できなかったものの、今後事業参画の機会を求めるため事務所をインドネシアに置き続けるとのこと。  また、サイゴン・ウォーター社への投資を通じて、ベトナムの水事業にも参画する姿勢を示している。  国内でもマニラ以外の各地域に進出し、4~5年以内には利益の40%をマニラ市外の事業からあげることを目標としている。 ソース:philSTAR.com

下水処理への見果てぬ夢-ジャカルタ

2014年2月17日 カテゴリ: ニュース,

Jakarta dreams of proper sewerage system 要約:ジャカルタの下水処理設備は、市のたった3%をカバーするに過ぎないとジャカルタ市公共事業局長のManggas Rudy Siahaan氏は述べている。その他の地域の汚水は市の排水路に捨てられるが、その排水路は無秩序に接続されたダクトで構成されており、状況をさらに悪化させている。  中央政府は15年前から下水施設の建設を検討しているが、現実には何も進んでいない状態である。  国の公共事業省と国土開発計画局のマスタープランでは、6000億円を投資して2050年までに市内の下水処理システムを完成させるとしている。ジャカルタ市は独自のプランに基づき、段階的に下水システムの整備を進めていきたいとしており、年内には入札を開始する予定。  1,200万人が住むインドネシアの首都の今後が注目される。 ソース:THE JAKARTA POST

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